安心して働ける環境が整っています。 安心して働ける環境が整っています。

検査案内 EXAMINATION GUIDE

高齢化社会へと変化している現在、ガン、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、痴呆などが増加し、重大な社会問題になっております。これらの病気をMRI検査・CT検査・超音波検査・内視鏡検査などを用い、早期発見・早期治療に努めます。

MRI検査について

MRI検査について
当クリニックでは、1.5テスラ磁気共鳴断層撮影(MRI)装置による検査を行っております。MRI装置とは、強い磁石と電波を使って、人体の内部を高解像度の画像で見ることができます。水分量が多い脳や関節、血管などの柔らかい組織を鮮明に撮影でき詳しく診断できます。高速撮像技術を用いて、検査時間を短縮できます。患者の不快感や動きによる画像のぶれを減らすことができます。また、放射線を使わないので、被ばくの心配がありません。
閉所が苦手な方でも安心して検査が受けられる広々した開口部。
楽な体位で短時間で安心して高画質な撮影が可能です。
診察後に必要があれば当日検査することができます。
また検査後に専門的な治療が必要な時は
総合病院などを受診したり、予約できるのも当院の特徴です。

広々空間で、スピーディーな検査環境。

スピーディーな検査環境のイメージ画像
患者さんが入るガントリーは157cmと短くなっており、従来装置と比較して直径70cm(従来60cm)であり面積比では約1.4倍広くなっています。検査中の動作音も軽減されており快適かつスピーディに検査が受けられます。

MRI装置の特徴

当クリニックでは、ドイツのシーメンスヘルスケア社製のMRI装置MAGNETOM Alteaを使用しています。MAGNETOM Alteaは、検査中に患者様が入る円筒状の部分が従来装置より10cm広く開放的な環境で患者の不快感や閉塞感を軽減することができます。BioMatrix Technologyにより呼吸による臓器の動きを自動的に認識して、画像のぶれを防ぐ機能や、頭頸部の脂肪抑制を高精度に行う機能などがあります。撮像時間を最大50%短縮し、パラレルイメージングや多断面同時励起技術、圧縮センシングなどの技術を組み合わせて、画質の低下なく、検査の効率を高めます。検査部位の設定を簡単に行うことができ、患者の体型モデルをワンタッチで選択するだけで、ポジショニングや撮像パラメータの調整が自動的に行われます。脳梗塞や脳出血、脳動脈瘤、肝腫瘍、胆嚢結石、膵腫瘍、腎腫瘍、前立腺腫瘍、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの診断に有用です。

MRI装置の特徴

主な検査の正常例

  • 頭部:脳梗塞や出血、脳腫瘍などの検査。 頭部:脳梗塞や出血、脳腫瘍などの検査。
    頭部:脳梗塞や出血、脳腫瘍などの検査。
  • 脳血管:脳動脈瘤や動脈硬化などの検査。 脳血管:脳動脈瘤や動脈硬化などの検査。
    脳血管:脳動脈瘤や動脈硬化などの検査。
  • 腹部:肝臓、胆のう、すい臓、腎臓などの検査。 腹部:肝臓、胆のう、すい臓、腎臓などの検査。
    腹部:肝臓、胆のう、すい臓、腎臓などの検査。
  • 腰椎:ヘルニア、脊柱管狭窄、圧迫骨折などの検査。 腰椎:ヘルニア、脊柱管狭窄、圧迫骨折などの検査。
    腰椎:ヘルニア、脊柱管狭窄、圧迫骨折などの検査。

MRI検査ご案内

■検査を受けられる方へ

  1. ① 検査は原則として予約制ですが、症状によってはご案内可能です。検査日時はお間違えのないようにご注意ください。
  2. ② 来院の際は必ず、保険証、検査依頼書、印鑑(検査同意書用)、検査費用をお持ちください。
  3. ③ 予約時間の20分前には来院し受付を済ませてください。検査に遅れますと順番が変わることがあります。遅れる場合や来院できない場合は、必ず当院までご連絡をお願いします。また、急患や検査内容等によっても、検査開始時間が変わることがありますのでご了承ください。
  4. ④ 腹部(婦人科骨盤含む)の検査や造影剤使用の場合は、指示のない限り、検査前4時間は絶食願います。飲水は検査前2時間まで可能です。
  5. ⑤ 高血圧・心臓の薬は必ず内服してきてください。心臓・喘息などの治療用テープを使用されている方は予備をお持ちください。

■検査内容

  1. ① MRI検査は磁石と電波を使って身体のあらゆる角度から撮影する検査です。
  2. ② 検査中、大きな音がしますが心配いりません。安静にしていただき、検査は15~40分で終了します。

■入室時の注意事項

  1. ① 強力な磁場が発生しますので次の方は検査ができません。心臓ペースメーカー、埋め込み式除細動器、心臓モニター、体内神経刺激装置、人工内耳、圧可変式バルブシャント、インシュリン注入ポンプ、持続自己血糖測定器
  2. ② 以下の方は検査ができない可能性がありますので、必ずお申し出ください。体内の動脈クリップ、コイル、ステント、人工関節、インプラント、歯列矯正器具等の金属がある方、閉所恐怖症、入れ墨、アートメークをしている方、増毛パウダー、ヘアカラースプレー等
  3. ③ 検査の時は金属、磁気のあるものは外してください。
    • ・腕時計、携帯電話、免許証等の磁気カード類、補聴器(故障して使用できなくなります)
    • ・カイロ、エレキバン、湿布、貼り薬(ニトロダーム、ニコチネル、ノルスパンテープ等)
    • ・かつら、ウィッグ、ヘアピン、イヤリング、ネックレス、指輪等のアクセサリー類
    • ・コルセット、金属ワイヤー入り下着、保温下着(ヒートテック等)、コンタクトレンズ、マスカラ、アイシャドウ等の化粧品、補聴器、義眼、義歯、義手、義足、ネイルアート、ベルト。
    • ※化粧品には金属が入っていることがありますので、できる限り化粧は控えてください。
    • ※コンタクトレンズを使用している方は容器をお持ちいただくか、眼鏡で来院ください。
    • ※できる限り、着替えの必要のない格好での来院をお願いします。
  4. ④ 妊娠中、妊娠の可能性がある方は必ずお申し出ください。
  5. ⑤ アレルギー・喘息・腎機能低下・透析の方、造影検査で副作用の出た方はお申し出ください。

CT検査について

CT検査について
当クリニックは、64列マルチスライスCTによる検査を行っています。体の周囲からX線をあてて、体の中の吸収率の違いをコンピューターで処理し、体の断面を画像にします。断面にする画像の厚みの設定は、撮影する部位や検査の目的に応じて適切に決められています。64列マルチライスCTの導入により、これまでより広範囲を短い時間で、しかも被ばく線量を減らして撮影できます。

各部位の撮影時間

当クリニックではGE社製Revolution Maxima(64列)を使用しています。胸部や腹部のCT検査では、臓器の動きによる影響を除くため、呼吸を止めて検査します。検査時間は、検査部位・内容によって異なります。撮影した画像データを元に専用の画像処理コンピューターで高度な処理を行うことで、様々な角度の断面像や三次元(3D)画像を作成することもでき、診断の手助けとなっています。

各部位の撮影時間

主な検査の適応

  • 画像症例:肺炎 画像症例:肺炎
    肺腫瘍、肺気腫、肺炎など
    画像症例:肺炎
  • 画像症例:肝腫瘍 画像症例:肝腫瘍
    肝腫瘍、慢性肝炎など
    画像症例:肝腫瘍
  • 画像症例:脳出血 画像症例:脳出血
    頭部のスクリーニング検査
    画像症例:脳出血
  • 画像症例:腹部大動脈瘤 画像症例:腹部大動脈瘤
    動脈瘤、動脈硬化症
    画像症例:腹部大動脈瘤